outcry-ongakuの語り場

電音部に関する記事をちょくちょく書いてます!(不定期更新)

【電音部イベントレポート】”音楽原作”電音部の真髄を見せた「LIVE」 ~2ndLIVE BREAK DOWN ~

はじめに

#桜乃美々兎を救いたい

 はい、そうです。2ndLIVEによって哀れにも感情を破壊されたoutcryです。いやぁ、電音部第2章も楽しみですね!(吐血)。さて、限界オタクがキモいだけの前置きは置いといて、40週連続楽曲リリースを終えてから初めてのLIVEとなった今回の2ndLIVE BREAK DOWNでは前回の1stの良い点を踏襲しつつ、新しい試みも見せてくれる個人的にはとても良いLIVEでした!今回も、OTOTOY様がLIVEの内容に関する詳しい記事を上げていますので、本記事では個人的に「見所だったな!」と思う部分をピックアップして書きたいと思います!

(OTOTOY様による記事はこちらから)

ototoy.jp

音楽原作だから出来る「語らない表現」への挑戦

ノンストップLIVEの更なる洗練

 電音部1stLIVEの一番の特徴は「MCがLIVE終わりの挨拶までなく、ノンストップで曲で繋いでいく」という点であろう。今回の2ndLIVEでもこの手法は踏襲されており、基本的に観客の休憩時間はエリアとエリアの間に流れる「Siren in the Beginning」の時ぐらいしかないという感じであった。(しかもその曲にも合わせてクラップ入れたりするから、初めて電音部のLIVEに来た人にとっては大変だったと思う。)また、1stLIVEと比べて、曲と曲の間に生まれる無音時間への意識が更に為されている印象があり、前の曲が残す音の余韻を楽しめるだけの間は空けつつ、次の曲との繋がりが途切れないような繋ぎとなっており、LIVEを飽きさせない構図となっていた。

ダンス部が魅せる電音部の「ダンスミュージック」としての側面

 今回のLIVEでも各エリアのダンス部によるパフォーマンスが展開されていたが、ダンス部だけで見せる「DANCE SHOWCASE」には1stLIVE以上に重点が置かれていたと思う。特に、神無月の部で魅せた全エリアのダンス部の一名ずつでパフォーマンスを行ったのは、「エリア色」を大事にする電音部だからこそできない「エリア統一の色」を違和感なく巧みに表現しており。個人的には非常に良いなと思った。この様に、LIVEだからと「歌唱」の面だけを魅せるのではない、様々な角度での電音部の楽曲の良さの表現はこれからも続けて欲しいと願っている。

”音楽原作”という面を遺憾なく魅せつけた演出

 さて、先ほど書いたように電音部の楽曲には様々な角度に良さがあるのだが、その中で1stLIVEの時には表現できなった側面がある。それは「物語」としての側面だろう。当時でも本ブログがそういった「物語」のコンテクストに着目した記事を出していたが、まだ、あの時は電音部ノベルが完結して間もなく、楽曲も出揃ってなかったからこそ出来なかった「物語」の要素を今回のLIVEでは遺憾なく魅せていた。今回のLIVEでは残念ながら不在だった灰島銀華(CV:澁谷梓希)を思うように流れる、順番的には灰島銀華が歌うはずだった3曲目の「No More」であったり、ノベルでも重要な楽曲であった日高零奈(CV:蔀祐佳)の「夜明けのアンセム」と、その後に来る瀬戸海月(CV:シスター・クレア)の「月読のダンス」。そして、波乱の第2部を示すような神無月の部ラスト…この先の暗い部分を見せるような桜乃美々兎(CV:小坂井祐莉絵)の「Do You Even DJ? 2nd」に関しては本日から3/27までの期間限定のLIVEアーカイブ配信を見て、自分の目で確かめて欲しい。

denonbu.jp

(本音:言語化するのがいろんな意味で辛い…)

おわりに

 4/4の新展開、見たいけど見たくねえ!!こわいよお!!!となっています。はい、大丈夫です。ちゃんと見ます。そんな訳で、今回のLIVEを見て、個人的に電音部はここから更に伸びるコンテンツだなと思っています。ですので、これからも応援になるかは分かりませんが、記事が書ければいいなと思っております!さて、次の記事ではついに発表された新エリア、カブキエリア。UGSFではお馴染みのゼネラルリソースが関わってるらしいという所から、どの様にエリアが絡んでくるのかを自分なりに考察しようと思います!お楽しみに!