【電音部考察】紹介記事からできる考察 ~新たな世界観の情報について~
はじめに
最近、電音部公式がBARKSさんの協力の元、電音部入門者向けのとても良い記事をお出しになられた。
この記事、自分が書いた紹介記事よりも当然だが出来が良い入門者向けかと思って軽く目を通してたら、考察の端くれにいる私もたまげるような新情報について書いてあるではないか!という訳で、この記事を通して書かれた新たな世界観に関する情報を抜き出し、それに関する考察をつらつら書き記していく事にする。
新たに公開された情報について
「Iris」の目的について
今回の記事により、「Iris」がセントラルAIとして機能しており、何かしらの目的を持って情報収集している事が示された。記事内で仄めかされた「真の目的が何か」という事と同じ様に「どの様な経緯で「Iris」が作られたのか?」という点には注目していきたい。「ニューコム社」からエンターテイメント部門を抜き取って子会社化したと考えられる「ニューコムエンターテイメント社」の意向のみで「Iris」やそれに付随するシステムが開発されたとは思えない。というよりも、ニューコムエンターテイメント社の子会社化前から開発が行われていてもおかしくはない。やはり、親会社のニューコム、及びそれ以上の何かしらの影響を受けているのでは?と考えられる。(電音部、話のスケールがでかくない?)
「アカシックレコード」について
記事内にてDJなどを行ったり、音楽を聴く為のDBとして楽曲を保存している「アカシックレコード」の存在に触れられている。数千億という記述を考えると、到底DJには合わなそうなクラシックや賛美歌などもデータとして保存されているはずなのだが、MOOK本にて零奈はこの「アカシックレコード」に存在しない楽曲が存在する事を和音とのSTACKバトル前の曲選びで述べている。その後の和音の言葉を加味するにびっくりするほどマイナーな楽曲もDBにあるのに、零奈が(多分、零空のおさがり的な部分もあるだろう)知っている楽曲が入っていないという所を考えると、何かしら「トラブル」があったと思わざるを得ない。
トラックメイクサポート機能について
記事にて
AIの学習による膨大なビッグデータから作曲者の趣味嗜好を分析し、作曲をアシストするトラックメイクサポート機能も有している。
という記述があるように、作曲者をサポートするシステムが「Iris」には存在する事が示された。これは、前回、私が考察した「Prod.とfeat.の話」で触れた形に近いと考えられる。
今回の紹介記事にて注目したいのは「プレイヤー」ではなく「作曲者」と記述している点である。つまり「プレイヤー」=「作曲者」以外にも「プレイヤー」≠「作曲者」の場合があるという事が示されている。ここで、上記の考察の一部が破綻したという話をさせてもらう。私は「電音部世界のProd.とfeat.」について考えた際に、Prod.は「AI(コンポーザー)がキャラクター(エリア)に向けて制作した曲」であり、feat.は「キャラクター(エリア)がAI(コンポーザー)に依頼して制作した曲」であるとし、Prod.は1人のキャラに対して、その担当するコンポーザーは1人であると考えた。しかし、今回の紹介記事と、先日発表された東雲和音ソロ曲「トアル トワ (feat. TAKU INOUE)」がProd.を担当したキャラクターとコンポーザーのfeat.曲であるという所からもう一度考え直すと、Prod.は「AIのトラックメイクサポート機能を使い制作された(ないし、完全にAIによって制作された)楽曲」であり、feat.は「そのコンポーザーの要素を含んで、作曲者が自ら書いた楽曲」である可能性も十分にある。この辺りはストーリーの進行などによっても大きく変わっていくだろう。
各エリアのキーワードについて
今回の記事でそれぞれのエリアのキーワードというものも判明している。
- アキバエリアは「成長」
- ハラジュクエリアは「和」
- アザブエリアは「愛」
- シブヤエリアは「願い」
個人的に以外だったのはハラジュクのキーワードが「和」であった事だろう。この辺りは今後の展開に期待したい。電音部は「二面性」という部分が強調されるシーンが多く存在する。その為、このキーワードの裏返しとなる「ネガティブ」なキーワードについても存在すると考える。なにしろ、私が考察していたのはそのネガティブな方だったので
おわりに
今回の記事は今後の電音部の成長に期待できる良い記事であったと思う。SFな世界観と、そういった中で繰り広げられる青春の物語というモノは一見すると異色な組み合わせっぽく思えるが、それをどの様に調理してくれるのかは非常に楽しみである。さて、次の考察はどうしたらと思ったらtwilightにはカバーストーリーがついてるという事で、ちょいちょい書いてみようかなと思った次第であります。(裏でボイスドラマに関しての記事は書いて置いております。)という訳で、また今度!
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