outcry-ongakuの語り場

電音部に関する記事をちょくちょく書いてます!(不定期更新)

【電音部イベントレポート】1stLIVEとはまた異なる電音部の「LIVE」 電音部LIVE@サンリオピューロランド

はじめに

サンリオ×電音部、最高!

 最初見たときは異色の組み合わせに思えた、「電音部LIVE@サンリオピューロランド」。しかしながら、蓋を開けてみれば本格的なDJsetを用いたパフォーマンスの形式と歌唱をメインに据えたLIVEsetを組み合わせたハイブリッドな構成、電音部が持つ楽曲の力強さ、そしてなによりサンリオのKawaiiとの親和性が合わさって、非常に印象深いイベントだったと思います!そんな訳で今回、私は14:00開場の方のみですが参加しましたので、その部分を中心にお話していこうと思います!

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DJとLIVEの良いとこ取りが出来る電音部の強みとは

今回のLIVEの大まかな流れ

 今回の電音部LIVEでは歌唱メインの1stLIVEとは異なり、DJ(所々生歌)(ハラジュク)⇒LIVE(両エリア)⇒DJ(所々生歌)(アキバ)⇒LIVE(両エリア)というDJパフォーマンスとLIVEパフォーマンスが交互に入れ替わる、どちらも聞きたいファンにとっては両得なイベント構成となっていた。

 この構成の良い点は「クラブのような自由でノレる空気感がLIVEパフォーマンスに生引き継がれる」ことと「LIVEの一体感ある会場の雰囲気がDJの盛り上がりにも繋がる」ことの二点が挙げられる。

 DJパフォーマンスによって、自由に音にノレる雰囲気が生み出され、その事がVJやLIVE独特の照明の使い方で行われる歌唱パフォーマンスの盛り上げに一層拍車を掛けていたし、LIVEパフォーマンスが生み出す場の統一感はその後のDJsetにより集中して楽しめる誘導効果を持っていたと会場にいて思っていた。1stLIVEとはまた違った「電音部らしさ」のあるLIVEと言える。

電音部楽曲が持つパワーの大きさ

 今回のイベントではサンリオの楽曲以外は電音部の楽曲のみで構成されていたが、飽きることなくイベントを楽しむ事ができた。これは電音部の楽曲がDJなどのパフォーマンスに強いという点が挙げられるだろう。

 実際、私が見ていた回のトップバッター小坂井祐莉絵さんのDJsetでシブヤエリアの楽曲である「Shining Lights」が流れた時には、会場内ボルテージが大きく上がっていくのを肌で感じていたし、比較的LIVE向けの楽曲である「電脳ロリポップ」や「アイドル狂戦士」、「アイドル Break All」などもDJsetとして出される事で、LIVEとは違った楽曲の良さが見えていた。

 また、DJsetにはREMIXを使用していた所も飽きさせない要因の一つになっていたと思う。原曲とは異なる楽曲のよさを見せてくれるだけでなく、「今後、自分が作ったREMIXが使われるかもしれない…!」という創作意欲を掻き立ててくれる良い演出であったと思われる。

コラボとの親和性

 当然の事ながら、コラボ先であるサンリオと電音部(主にハラジュクエリア)の親和性の高さという点もイベントの盛り上がりに寄与していただろう。私が見ていた回ではアキバエリアにキティが、ハラジュクエリアにシナモロールが付いて楽曲内で踊ったりなどのパフォーマンスを魅せてくれたが、個人的には解釈一致のチョイスで「このコラボでよかった…」と思わせてくれた。

まとめ ~「電音部スタイル」の確立の期待感~

 コロナが落ち着いたことにより、本格的な電音部のリアルイベントを見ることが出来るようになった事で、電音部が持つ強みをどう活かすかという部分においてある程度だが提示された。

 「一つの良さを最大限に活かすイベント」の形と「複数の良さを組み合わせて完成させるイベント」の形を使い分けることで「常に新しいモノを提供してもらえる安心感」というモノが見ている側にもつながり、イベント参加のリピートの原動力となっていくと個人的には思う。

 ついにβテストの日程が公開されたように、誰もが気軽に自宅などで参加できる配信形式のイベントも電音部としては続けていくのだと個人的には見ている。そういった「リアル/オンラインを問わず、様々なスタイルで新しいモノを見せてくれるイベントの形」として「電音部スタイル」の確立は楽しみである。

おわりに

 もし、この先電音部が爆発的に流行った時に、「えっ…本当に最初の頃ピューロランドでコラボイベントあったんですか…?」と新規のファンにびっくりされそうなイベントだったと思う今回のコラボLIVE、電音部運営は本当に自分達がやりたい事を本気でやってるんだなあと感心させられるだけでなく、「もっと見ていたい!」と思わせる観客の求心力に繋がっているというのが本当にすごいところだなあと見ています。是非とも、今回のイベントに参加できた事を自慢できる時が来ると良いなと願っております笑

 さて、次のイベントレポートはβテストかなと思います。もしよければ、その時の記事を読んでくれますとうれしいです!では、また今度!