outcry-ongakuの語り場

電音部に関する記事をちょくちょく書いてます!(不定期更新)

【電音部イベントレポート】Future Summer 電音部×AKROGLAMコラボの素晴らしさ

はじめに

最高の夏、到来。

 と言う訳で、電音部は声優による初めてのBtoB、AKROGLAMは初めてのライブステージという事で「初めて」尽くしだった本イベント。最高でしたね…(オタク並感)どちらも楽曲が良いというのもあって、やはりレベルの高い音楽イベントになるだろうなと思いましたが、まさか、初めてのライブ生歌をイヤモニ無しでやるMINERALSとASTRAMのお二人方達の凄さですよ。本当に「ここから、場馴れしていったら喉からCD音源以上じゃん…」となってしまい。AKROGLAMのオタクになろうと思ってしまいました。(まずは、ドラマボイスを聞かなくては…)そんな訳で、今回もイベントのレポートをゆるりと書こうと思います。イベントに参加できなかったよ〜という人でも是非とも、空気感だけでも味わって頂ければ幸いです!

 

 音楽特化コンテンツ同士だから出来るコラボレーション

トークパート:それぞれの紹介とテーマ「夏」の絵しりとり

 開始早々、事前に公開されていた四コマにつながる「アザブとMINERALS」、「ハラジュクとASTRAM」のボイスドラマがそれぞれの声優によってLIVEで行われた。今回のイベントでは電音部よりハラジュクエリアの水上雛役の大森日雅さん、犬吠埼紫杏役の長谷川玲奈さん、アザブエリアの灰島銀華役の澁谷梓希さん、白金煌役の小宮有紗さんが、AKROGLAMよりMINERALSのエノ役の荻野葉月さん、アオルタ役の平流エレンさん、ASTRAMのニナ役の鈴代紗弓さん、レナ役の内山茉莉さんが出演しており、最初はそれぞれの自己紹介から始まった。その後、どちらも音楽に特化したコンテンツという事でそれぞれのエリア、デュオより1曲ずつ紹介となった。

 最初はMINERALSより「Show Your Eyes」がMV付きで紹介された。

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配信サイトのASOBISTAGEでは恒例のコメント欄では「Show Your Eyes」の発音もじりである「醤油アイス」が流れており、未来研スタジオにいた出演者達の話題にもなっていた。

 次に電音部よりアザブエリア曲の「Twilight」が紹介された。

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AKROGLAMとは異なり電音部の殆どの曲にMVがない為、作詞作曲編曲を担当したコンポーザーとジャケットイラストのみの簡素な静止画が流れていたが、なんと、コメント欄に登場した「電音部お知らせ人」より、PV作成します!という(言質)発言が舞い込みコメント欄&Twitterは盛り上がり、スタジオ内でも「フットワークが軽い」と評されていた。電音部運営、同人サークルみたいなフットワークの軽さなんだよな…また、本曲のイメージとして挙げられていた「夜明けそば」というワードもコメント欄で話題となっていた。

 今度はASTRAMの「イルシオン」が紹介された。

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こちらの楽曲、実は電音部を追っかけている人なら一度聞いた事があるAKROGLAMの曲の一つである。なぜかと言うと、毎週木曜日に公開されている「キャラクターのSpotifyプレイリスト」というモノがあり、そのトップバッターを務めた「日高零奈」のプレイリストに入っていたからである。

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こちらの曲でも発音もじりである「いる塩?」とコメント欄で盛り上がり、スタジオでも話題となっていた。

 最後にハラジュクエリアより「シロプスα」が紹介された。

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この楽曲の特徴の一つでもある「うーはい!うーはい!」という部分ではコメント欄が爆速で流れたり、スタジオでは澁谷さんがうーはい!の部分でアクリル板に手をぶつけたりなどこの楽曲のほわほわな部分が存分に紹介されていた。

 このようにそれぞれの楽曲紹介が終わった後、電音部とAKROGLAMが互いに相手の楽曲の中で一曲をすすめるという事で電音部からはRUBYSTASの「Drive」が紹介された。

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この楽曲も「イルシオン」と同様に、今回イベントに参加している水上雛のプレイリストに入っていた曲であり、曲紹介の際でもその事について触れられていた。

 AKROGLAMからはアザブエリア曲の「Where Is The Love」が紹介された。

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実際に、こちらのMVを見ていただければわかるが実写であり、「まるで実写」という迷言や制作に関わる裏話として「プロデューサーが首都高を走ってた際にこのMVの案が浮かんだ」という事が紹介された。

 次に企画として「夏」をテーマにした絵しりとりが行われた。AKROGLAMからスタートで、最後は電音部の大森日雅さんが務める事となった。(ちなみに、大森日雅さんを知らない人の為にどんな絵を描くのか、その一例を載せておく事にする。添付したツイートの上側の絵を参照。)

 

 AKROGLAM側は最後「メロン」を書いてしまい、危うく企画崩壊しそうになるも無理やり飴にする事で、スイカ→かき氷→りんご飴→メロン飴と夏のテーマをちゃんと守る中、電音部は目薬→陸橋→うきわと夏…?と疑いたくなるのが二つほど出てきて、最後は大森日雅さんへ、急遽、スタッフが日雅さんの為だけに持ってきた赤ペン(コメント欄は「赤を持たせるな」と流れていた)もちゃんと使い、出来た渾身の「わなげ」もちゃんと答えてもらい、企画は成功となった。その後、それぞれの告知を行い、最初に行ったモノの延長線であり、次に行われるライブパートに繋がるボイスドラマが最初と同様に行われて、トークパートは終了となった。

ライブパート:DJと歌唱、それぞれの持ち味が光る舞台

kawaiiのトップバッターDJコンビ:大森日雅長谷川玲奈 BtoB

 ライブパートトップバッターは電音部よりハラジュクエリア二人によるBtoB。エリア曲の一つである「Hyper Bass」から始まり、RemixCDに入っていた「In my world[BATSU Remix]」や「Princess Memeism[yuigot Remix]」、40週連続リリースで出たばっかの新曲「Chick Chick love」の生歌や「Good Night Baby」の生歌などkawaiiに特化した電音部中心のセットリストを展開した。最後に、「Chick Chick love」と同じ新曲の「悪魔のララバイ」を生歌付きで流し、アザブエリアの二人へと託した。

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高尚な経験者コンビ:澁谷梓希&小宮有紗 BtoB

 次に登場したのは様々なイベントでも活躍するアザブエリアの二人。「Where Is The Love(宇都圭輝 Remix)から始まり、新曲の「KOI WAZURAI」や「Twilight」、「Haiiro no kokoro [DÉ DÉ MOUSE Remix]」や「Favorite Days[maeshima soshi Remix]」などのアザブらしい高尚さを持ったセットリストなっていた。途中、頭だしが合わずにズレるというハプニングもあったが、そこは経験豊富な二人、リカバリーを上手く聞かせた。(ライブ後の感想で「いつものゴリラプレイじゃなくて失敗した」との事。)また、最後に未公開の新曲としてハレトキドキによる白金煌と灰島銀華デュエット曲「Misty Love」も公開された。

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AKROGLAMコンポーザーによるDJ:Pa's Lam System

 ここからはAKROGLAMのターンという事で最初に登場したのは、AKROGLAMではコンポーザーとして活躍しており、DJとしてもトラックメイカーとしても有名なPa's Lam Systemの3人だ。トレードマークとも言えるマスクをつけて登場し、先日公開されたばかりのASTRAMの新曲「Never Let Go」から始まり、「アングレカム」、「Drive」、「LOVE&HATE」とAKROGLAMの楽曲を流した後に、「I'm Coming」、「Fireworks」などのPa's Lam Systemが手がける楽曲を流していく。(Shazamを用いて楽曲割り出ししてたんですが、2曲ほど抜けているかも…わかる方がいれば教えていただけると幸いです…)その後、ASTRAMの「スターロア」を流し、「Show Your Eyes」のイントロと共にMINERALSの二人が入場してきた。

初ライブとは思えない圧倒的歌唱力:MINERALS&ASTRAM

 今回がデュオとしてライブするのが初めてというMINERALSとASTRAM。実際の歌唱を聞くと本当に音源に近いハモリや音がライブで歌っているという事でコメント欄もTwitterも大盛り上がりだった。驚く事に、ライブで用いられるイヤモニをつけないで歌唱しており、ハモリや音程を自分の耳で確認していたという事になる。これについて、ボーカルディレクションを務めた松崎啓介氏が裏話としてTwitterにあげていたモノがあるので、そちらを掲載しておく。

 MINERALSの「Show your Eyes」、ASTRAMの「イルシオン」をどちらも歌いきり、最後にコラボ楽曲「カスミソウ」のfullを流してライブパートは終了。エンディングトークを行って、夏のお祭りは閉会となった。

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感想:互いのコンテンツの更なる成長と再会への期待感

 「電音部」と「AKROGLAM」、どちらのコンテンツもまだ始まって間もないコンテンツであり、これからの成長が期待されるコンテンツだと私は考える。だからこそ、このタイミングのコラボはそれぞれのこれからの発展につながるモノであると思うし、それぞれが成長した後にまたこの様なコラボができればいいなと願わずにはいられない。今回参加してないアキバ、シブヤエリアとRUBYSTASも巻き込んで一大コラボイベントとして開ける日を夢見て、私もAKROGLAMのボイスドラマを聴いてみようと思います…(笑)(ずっと楽曲ばっか聞いていた。)